黙れ、私の中の理想のお母さん。




こんにちはかざりです。

先週は息子が月曜にインフル発覚、5日間の登園禁止。さらに久しぶりにオットが金曜から2泊3日の出張で月曜から木曜までの日中ワンオペ、金曜から日曜夜まではフルワンオペでした。

最近のオットはどうしたんだ!というくらい『自分で考えて必要な家事を“その時”にやる』という物凄い機動力です。

  • 自分で考えて(脳内やる事リストから頼めそうな家事をピックアップして指示する面倒がない!)
  • “その時”にやる(「あとでやるから」と結局放置や、子供の不機嫌や同じ場所を使っての家事がバッティングしてむしろ邪魔、という事態にならない!)

すごい!素晴らしいです。ありがとうオット!

同じ家に近い感覚で必要な家事を考えて行動してくれる人がいるってめっちゃ楽ですね。指示しなくてもタスクが片付いていくってものすごく気が楽です。

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逆にそうやって素敵にどんどん家事の基礎能力を上げていくということは、オットが不在時の負担が大きくなるということでもあります。

役立たずのポンコツだった頃は「いない方がやる事減るし気を使わなくていいから楽」だったのが「いないから1人で全部やらなきゃ」という状態に変化しました。

全然オッケーです。

同じチームでプレーしてるのに「いない方が楽」とか思われてたらチーム抜けたくなりますよ。「お前が抜けて大変だけど、なんとかカバーするから早く戻ってこいよな!」というチームなら頑張ろうとも思えるもの。

そして日中ワンオペ3日目の夕方あたりで、早くもオットの帰宅を秒読みする精神状態に。

息子の時は一歳すぎまで専業主婦状態だったのに、確実に落ちてるワンオペ筋。

夕方、オットが帰宅する頃には息子にイライラし始めてました。アカン。

こんな精神状態の母親に支配された空間で息子を過ごさせるのは申し訳ないので、日中は映画を見て、あと夕食は断固として自炊せず弁当を買いにいくことにしました。

(インフル解熱後拘留期間中の息子には手袋&マスク。外さないと約束して出ました。)←たまたま息子は約束通用するタイプで私は超ラッキーでしたが、そうでなかったら宅配弁当とかピザとかとったと思います。

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そうやって日中は映画を流して意識を家事と子供だけに注力しないよう気をつけて、夕食は作らないことでわりとストレス少なめで決死のワンオペデイズを乗り切りました。

(念のため補足しとくと映画流してましたが必要な家事と息子と遊んだり、絵本読んだりを優先してやってましたで。映画に夢中で子供は丸無視!とかじゃないっすよ。子供が居てそんな集中できるわけないしなって想像できるかと思いますが。。)

そんな風に『自分がストレスをためないように非常事態宣言してめっちゃ手を抜く』ということをやっていると自分のなかから声が聞こえてきます。

「専業主婦はすげーな・・・」

「専業主婦なんて毎日日中ワンオペでさ、それでいて家事も通常運転なんだよ。」

「私が大変だ大変だ言ってるこの一週間が『日常』の人たちはたくさんいるんだよ。」

「それに比べて私はなんてヤワな奴なんだ。」

「たかが一週間のことなのに夕食は作らないだの風呂はあきらめるだの、こんなダメ親じゃ毎日頑張ってる人に顔向けできない。」

うるっせーーーな!

私が大変だっつってんだから私がケアしてるだけだろーが!

もっと大変な人と比べたら楽になるのか、ならんだろ!

私の疲労は私のもんだ!いいんだよ私が大変なんだから私が大変で!

いいんだよ大変だ大変だ。頑張ってるえらいよすごいすごいいいのいいの。

どんどん楽しよう楽しよう。

「もっと大変な人がいる」とか言って辛いなって状態に勝手に耐えてそのストレスを子供に向ける方が害悪だよ。

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とその声は跳ね飛ばして自分が楽に過ごすこと、それによって子供にイライラせずに過ごせました。

自分を責めるのってだいたい自分ですね。

でも自分が辛いのに他の人はもっと辛いとか言っても実際マジで関係ないじゃないですか。

自分の中の『本来こうあるべき理想のお母さん』に従って、人手足りてないのに同じレベルキープしようとして疲弊して子共に当たる方が私にとっては苦痛です。

黙れ、私の中の理想のお母さん。

もっと大変な人と比べて自分を責めるのも同罪です。

私の疲労は私のもの、私が大事にケアしてあげなくてどうするんだ。