電車好きのお子さんへ!うちでヒットした電車の絵本7冊




男の子は車、電車、飛行機、船のどれかにハマる傾向があるようですね。

そんななかで今回は電車好きのお子さんにおすすめしたい、うちでヒットした電車系絵本を紹介したいと思います。

かざり
めちゃくちゃたくさん読んだなかで特に反応のよかったものを選びました。

電車の絵本!うちの息子は軽めの電車ボーイ

我が家の2015年生まれの息子は乗り物全般が好き、ちょっと電車寄りかな?くらいの軽めの電車ボーイです。

「これがいい!」というはっきりとしたこだわりはないものの新幹線<通勤電車<貨物列車<蒸気機関車くらいの順位のようです。

うちは2週に1度くらいの頻度で図書館に行くのですが、最近は本人に絵本を選んでもらっています。

とはいえ、乗り物系絵本を発見するとテンションが違います。

かざり
おかん的にはゴリゴリの子鉄とか大歓迎なんですが、本人は「電車系だと嬉しい」くらいな熱量です。

1〜2歳頃によく読んだ絵本

私は母親として何か子供に対してやれることはないかと息子が低月齢の頃から必死で絵本を読み聞かせていました。

明確な反応が出て、読み聞かせが楽しくなってきたのは1歳半…2歳頃かもしれません。

それまではストーリーよりも破ろう、奪おうとするのに夢中でした。

かざり
下の娘には息子に比べるとほぼ何も読んでいませんが、娘は息子よりも絵本に対して積極的です。

親の頑張りとかほんと無関係ですね。

でんしゃにのったよ (こどものとも絵本)

母と息子が電車を3本乗り継いで東京で従兄弟と集合するストーリーです。

絵が私の好みのど真ん中で、風景の書き込みも素敵です。

2歳前くらい、少し数の概念が生まれてきた頃に絵本に出てくる「全部でみっつ!」というワードから、指で数字を示せるようになったことが思い出深いです。

わくわくでんしゃしゅっぱつ

電車絵本を探すと『視覚デザイン研究所』という絵本作家?さんをよく見かけます。

この作家さんは書き込みがすごくて絵の中にいろんな仕掛けがあり、読み返す度に発見があるので長く楽しめます。

このシリーズの中で最初に購入したのがこの絵本です。

電車絵本でありながらバスや緊急車両などが画面に織り込まれているので男児のハートをわし掴みです。

ストーリーはあるものの、画面に具がいっぱいなので、発語が少なかった頃は指差しをして楽しんでいました。

食いつきがすごかった絵本

図書館で何度も借りたがった電車絵本を紹介します。

長いのに最後まで集中して聞けた絵本です。

ゆきぐにれっしゃだいさくせん (のりものえほん) 

都内に住む兄弟2人が自分たちで計画して、日帰りで新潟まで雪を見に行くというストーリーです。

兄の語り口調と心理描写が見事で、子供の頃を思い出したりと大人も面白く読める絵本です。

SLれっしゃだいさくせん

子鉄兄弟がいろんな電車に乗るシリーズが色々出ていて、どれも面白いです。

これは途中で出会う年上の鉄子との交流が絶妙です。

いちばんでんしゃの うんてんし (福音館の科学シリーズ) 

中央線の始発電車の運転士が主人公です。

出勤して東京駅から高尾駅まで行くまでの様子が絵本になっています。

淡々とした内容ですが、文章の量も多めです。(急いでいるときははしょって読みます。)

電車は直接関係ないのですが最初に出てくる『自動起床装置』にびっくりしました。

いちばんでんしゃのしゃしょうさん (福音館の科学シリーズ) 

電車の反対側、車掌さん側のエピソードもシリーズから出ています。こちらもかなり気に入っていました。

機関車シュッポと青いしんがり貨車

列車の擬人化ラブストーリーです。

冴えないヤツだと思われていた小さい機関車が、いい感じの雰囲気になっている彼女のおかげでピンチに大抜擢されて活躍するストーリーです。

ラストは2人で転職に成功して楽しく暮らします。

長いので2歳台では読みたがっても途中で飽きてしまっていましたが、3歳になってからはストーリーにハラハラしながら最後まで楽しく聞けるようになり、喜んで登場人物のモノマネをしたりしていました。

子供の心には何か響くものがあるのでしょう。

何度も繰り返し読む絵本

図書館で借りるだけではなく、家にもいくつかある絵本のなかで何度も選んできたり1人でひたすら眺めていることの多い2冊を紹介します。

しんかんせん で ゴーッ

最初に紹介した視覚デザイン研究所の絵本はうちに3冊あるのですが、そのなかでもこの絵本が1番お気に入りです。

従兄弟家族と一緒に熊本から北海道まで新幹線を乗り継いで行くという鉄オタ的行程が描かれています。

私なら迷わず飛行機に乗りますが、主人公の犬たちは喜んで新幹線を乗り継ぎます。

俯瞰で描かれた日本地図の書き込みが細かく、ストーリーよりも絵の中に隠された遊び心がポイントだと思います。

何度目かでやっと気づくような発見がたくさん仕込まれているので、繰り返し読む楽しさにあふれています。

でんしゃのずかん (コドモエのえほん) 

「読んで」と持ってきても「どれが好きー?」「これ乗ったことあるねー」くらいで、読みようがないということに気づいたようで、最近は1人でよく眺めています。

購入した当初はそんなに反応がなかったのですが、3歳半頃から魅力を感じるようになったのか出先にも持ち歩くほどのお気に入りです。

コドモエの絵本は本当によくできているなあと思います。

これから読みたい電車の絵本

まだ読んではいませんが、食いつきが良さそうな絵本を見つけたのでご紹介します。

ながい ながい かもつれっしゃ (でんしゃのひみつシリーズ) 

息子は今貨物列車ブームなので、近いうちに読んでみようと思います。

ぼくのママは うんてんし

先ほど紹介した中央線の始発電車のシリーズです。

共働きが一般化している現代らしい絵本だなと思ったので、こういう内容で女性の社会進出を取り上げている本は積極的に読んでいきたいなあと思います。

絵本って素晴らしい!

私は本が大好きです。

読書が好きで、何か知りたければ本を探して読むという習慣のおかげで救われている部分はたくさんあると思います。

子供たちに『将来はこんな人間になって欲しい』という願いなどは特にありませんが、本を読む習慣だけはつけてあげたいなと考えています。

そのためには、まずは絵本から。

その絵本も、本人がより興味があるものを選んであげることで本に親しみやすくなると思っています。

そういうわけで、今回は息子が好きな電車に特化した絵本の紹介でした。

かざり
好きなモチーフだと自分から「読んで読んで」と本を求める素地ができると考えています。



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